サヒメル科学探検隊

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活動報告

第2回「骨格標本をつくってみよう」

概要

日  時 2015年6月14日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル
参 加 者 17名(1名欠席)

 午前中は前回の課題であった骨のある生きもの、ない生き物と人の指の骨の数についてみんなで意見を出し合い、学習をしました。その後骨格標本を 作る前に試料となるワニの手羽先の観察とスケッチ、午後からは実験室に移動して、一人一人が骨を取り出す作業を行いました。最後に今日の探険隊の活動を活 動日誌にまとめ、気付いたことや感想を発表しました。

活動内容

10:00~10:35 はじまりの会

 今回から初参加になる隊員1名の紹介をした後、みんなでちょっと変わった自己紹介と生きもの鳴き声神経衰弱、スケッチをそれぞれゲーム形式で行いました。みんなで協力する活動や同じものをスケッチしても人によりスケッチの内容が異なることを体験し、今後の活動で活かしてもらえるようお話がありました。

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10:35~11:10 事前課題の発表

 前回の課題であった、金星の欠けて見える理由、人の親指と人差し指の骨の数について、調べたり考えてきたことを発表してもらいました。骨のない生き物のほうが地球上では圧倒的に多いこと(95%以上)、指の骨の数は外からは見えませんが、指の曲がる部分(関節)の数から指の骨の数がわかることを確認しました。(親指2本、人差し指3本の骨からできています)

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11:10~11:50 標本のスケッチ

 3つの班に各1個ずつ、今回の骨格標本づくりに使われる材料を配りました。材料は食用に販売されているイリエワニの前足(手羽先)です。前足の形や鱗、爪などをみんなで観察をしてから各自で特徴を活動日誌に記録し、スケッチを行いました。みんな目の前で見るのがはじめてで、最初はおっかなびっくりな隊員たちでしたが、定規で測定したりさわってみて感触を確かめてみたり、みんな興味津々で特徴を観察していました。

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11:50~12:35 昼食休けい

12:35~14:00 骨格標本をつくってみよう

 骨を取り出す作業手順を学習した後、作業を行う新館1階の部屋へ移動しました。すでに事前に煮ておいたワニの手羽先を1人1個ずつ手元に準備して、手袋をはめた手とピンセットで肉を取り、中の骨を取り出していきました。慣れない細かな作業にみんな悪戦苦闘しながらも慎重に骨を取り出していきました。

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14:00~15:00 骨の観察

 取り出した骨を持ってレクチャールームに移動して、各自で骨を観察し、スケッチを行いました。いろいろな形や大きさの骨がありましたが、どこの指の骨かを記録してスケッチする人や、気に入った骨を1点選んで描く人がいました。取り出した骨はジッパーの袋に入れて、各自が持って帰ります。

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15:00~16:00 まとめ、次回の活動紹介

 午後の活動を活動日誌に記入し、感想を発表して第2回の活動が終了しました。隊員からは、ワニの前足をさわってみると足裏が弾力があったこと、指の骨が思ったより細く小さかったこと、などの感想が発表されました。

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 次回の活動は9月20日(日)です。次回の活動までに取り出した骨をきれいに洗ってくる課題も出ていますので、第3回の活動日までに早めに作業をして、来月の活動に備えましょう。なお、次回のスケジュールと出欠案内は8月に送付する予定です。

第3回活動の案内

「骨のふしぎとサヒメル夏の企画展見学」

日  時 9月20日(日)10:00~16:00

集合場所 島根県立三瓶自然館1階 レクチャールーム