サヒメル科学探検隊

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活動報告

第3回「骨のふしぎとサヒメル夏の企画展見学」

概要

日  時:2015年9月20日(日) 10:00~16:00

活動場所:三瓶自然館サヒメル

参 加 者:17名(1名欠席)

 午前中は前回みんなで取り出したワニの骨を並べながらヒトの骨と比較し、共通する特徴を学びました。さらに、新館4階に展示されているデスモスチルス、アロデスミス、隠岐馬の足の骨とを比べて違うところ、同じところを観察しました。午後からはヒトと本館ホールに展示中のナウマンゾウの足の骨を観察しスケッチをしました。その後、スケッチした骨の特徴を発表し、その特徴の理由を学びました。最後に今日の探険隊の活動をまとめ、気付いたことや感想を発表しました。

活動内容

10:00~10:30 はじまりの会

 最初にみんなで協力してゲームを行いました。班のみんなでテーマに沿って一列にならんだり、クイズの答えを相談しながら解答したりと、みんなで協力しながら考え行動する活動の準備をしました。

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10:30~11:15 ワニの骨をならべてみよう

 ここから、ほ乳類が専門で骨にも詳しい安藤隊長の登場です。前回取り出したワニの前足の骨を使って、大きさや形を各自で観察しながら1つ1つ並べていきました。組み立てにあたっては、安藤隊長からヒトの骨について解説があり、腕や手の骨のイラストと自分たちの腕や手をさわってみることで、骨の並び方を学びました。試行錯誤しながら、みんな並べることができました。

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11:15~12:15 ほかの動物の骨を観察しよう

 ワニの骨を観察した後は三瓶自然館の展示室に移動して、新館4階にあるデスモスチルスとアロデスミス、隠岐馬の3種類の生きものの骨格標本の観察です。各自でワニと同じところ、ちがうところを探して、どんな特徴があるのワークシートに記入しました。ぜんぜん違う形の生きものたちですが、骨を見ると共通する特徴が見つけられました。

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12:15~13:00 昼食休けい

13:00~14:00 動物の骨を調べてみよう

 今度はヒトとナウマンゾウの足の骨をスケッチして、比べてみました。ナウマンゾウは本館1階に特別展示されているものです。みんなの背丈ほどもあるナウマンゾウの足の骨も指の数やうでにあたる骨の数はやはり一緒だとわかりました。ゾウの指は一見4本に見えるのですが、回り込んでよく見ると5本の指がありました。気付いた特徴をみんなで発表し、活動日誌にまとめました。

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14:20~15:10 動物の骨の観察

 ここで、午前中に続いて安藤隊長の登場です。ヒトの足の骨を例に、関節や骨の形から、動き方や筋肉の付き方などの関係をわかりやすく教えてもらいました。ゾウが歩くときに大きな足音がしないのは、足の裏に隙間があることが関係していること、動物の指は基本が5本指であることなどを学びました。

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15:10~16:00 まとめ、次回の活動紹介

 今日1日の活動を活動日誌に記入し、感想を発表して第3回の活動が終了しました。隊員からは、ワニの骨を並べることが難しかったこと、ワニやほ乳類の腕にあたる部分はみんな二の腕が1本、うでが2本の骨からでてていたことなどの感想が発表されました。

 次回の活動は10月11日(日)です。次回の活動に関連した課題も出ていますので、第4回の活動日までに早めに作業をして、来月の活動に備えましょう。なお、次回の活動場所は三瓶自然館ではありませんスケジュールをしっかり見て確認しましょう。

第4回活動の案内

「地層オリエンテーリング」

日  時:10月11日(日)11:00~16:00

集合場所:温泉津町総合体育館(大田市温泉津町)