第4回「地層オリエンテーリング」
2015年10月17日
■概要
日 時:2015年10月11日(日) 11:00~16:00
活動場所:大田市温泉津町温泉津
参 加 者 :14名(4名欠席)
今回は活動場所をサヒメルから飛び出して大田市温泉津町で実施しました。まず全員に地図とコンパス(方位磁石)、写真、解説文を配り、地図の見方を学びました。その後、2班に分かれて指令書に基づき、地図を読みながら指定された場所へ行ってそこにあるモノを見つけ、その写真と解説文を当てはめるという活動を行いました。最後にみんなで答え合わせと解説を聞き、温泉津町にある地層や地質、温泉に関するものなどの特徴を学んで、今回の活動を終了しました。
■活動内容
11:00~11:30 はじまりの会
温泉津総合体育館に集合し、今回の講師、三瓶自然館で地学が専門の中村さんの登場です。全員に地図とコンパスを配って、まずは自分たちの今いる場所を地図から見つけ、コンパスを使って、地図を正しい方角に向ける方法を学びました。地図が読めるようになった後、指令書と写真、解説文を配り、指令に沿って地図を見ながら活動するオリエンテーリングの開始です。
11:30~12:40 地層オリエンテーリング①
温泉津町の市街地に移動し、ここから2班に分かれての活動です。地図とにらめっこしながら、指令書にしたがって4ヶ所、早くできた班は5ヶ所を回って、地図に示された場所にある特徴的な構造物を探しました。少しでも地図の位置からずれていると、見つけられず、苦労したようです。班のメンバーで協力しながら、地層の見える崖や地元の石が加工された壁面、石碑などを見つけて記録していきました。
12:40~13:10 昼食休けい
13:10~14:30 地層オリエンテーリング②
午後も引き続き、温泉津町内でのオリエンテーリングです。午後には地図の見方にも慣れ、午前中よりも早く目的の場所にたどり着けていたようです。難しかったのは、海沿いにある「はなぐり岩」と呼ばれる船を留める加工された岩を見つけることと、龍御前神社という岩山の上にあるお宮を見つけることだったようです。地図で場所がわかっても、陸地からうまく見えなかったり、お宮は目線を上げないと見つけられないなど、少し見つけにくいものもあり、地図や写真と見比べながらみんなで探していきました。2班ともすべての指令にある箇所を記録して、オリエンテーリングを終えました。
14:30~15:00 温泉津総合体育館へ移動、休憩
15:00~16:00 答え合わせとまとめ、次回の活動紹介
温泉津総合体育館に戻って、今日のまとめです。まずは講師の中村さんから、今日の答えあわせと解説がありました。温泉津は石見銀山との関係で江戸時代には港として栄えていたこと、温泉津の周りには大昔の日本列島ができた時代の火山活動でできたあり、それを加工した遺跡が多数残っていることなどを学びました。1日野外を歩く活動だったので、体力的にしんどかったかもしれませんが、体を使った活動に充実感も大きかったようです。
次回の活動(第5回)は11月8日(日)です。次回の活動が今年度の最終回になります。課題として、紙ヒコーキを作ってくることになっていますので、活動日には紙ヒコーキを持って参加しましょう。なお、次回の活動場所は三瓶自然館です。スケジュールをしっかり見て確認しておいてください。
■第5回活動の案内
「よく飛ぶ紙ヒコーキの仕組みを調べよう/まとめと発表会」
日 時:11月8日(日)10:00~16:00
集合場所:島根県立三瓶自然館 1階レクチャールーム