サヒメル科学探検隊

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活動報告

第5回「よく飛ぶ紙ヒコーキの仕組みを調べよう/まとめと発表会」

概要

日  時:2015年11月8日(日) 10:00~16:00

活動場所:三瓶自然館サヒメル レクチャールーム

参 加 者:15名(欠席3名)

 今年度最後のサヒメル科学探険隊の活動です。前半は講師の方に、紙ヒコーキの飛び方に関わる7つのポイントを教わった後、自分たちが作ってきた紙ヒコーキを飛ばして、折り方や羽根の曲げ方を調整して飛び方を調整する方法を体験しました。続いて、2種類の紙ヒコーキと紙プロペラを作って飛ばしました。後半は今年度の探険隊の活動のまとめとして、各自で体験した活動内容を探険隊新聞にして、保護者の前で発表を行いました。最後に探険隊の修了証書を受け取り、今年度の5回の活動が無事終了しました。

活動内容

10:00~10:30 はじまりの会

 最初に今日の活動スケジュールを紹介し、前半は紙ヒコーキをテーマに活動開始です。前回の課題であった各自が作ってきた紙ヒコーキを1人ずつみんなに見せてから、どのように飛ぶのか飛ばしてみました。紙ヒコーキの形や飛び方はさまざまで、自分が覚えている折り方で作った人、保護者や友達に教えてもらって作ってきた人などがいました。

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10:30~13:00 紙ヒコーキの仕組みを学ぼう

 ここで、広島県福山市にある紙ヒコーキ協会から来られた講師、藤原さんと小林さんの登場です。まず、映像で紙ヒコーキ協会のさまざまな活動を視聴しました。
 その後、紙ヒコーキについて解説を受け、紙ヒコーキには大きく3つのタイプ、ヤリ型、イカ型、へそ型があること、紙ヒコーキをよく飛ばすためには、重心と飛び方の関係など大切な7つのポイントがあることを教えてもらいました。その後、各自で作ってきた紙ヒコーキを何度も飛ばしながら、調整をすることで飛び方がよくなることを学びました。

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 その後、紙ヒコーキに適している紙とされるサトウキビでできた紙「バカス」という用紙を使って、講師から教えてもらったヤリ型とへそ型の2種類の紙ヒコーキを作りました。折るときには、手の脂も付けないようにすることなど、細心の注意を払うことが紙ヒコーキ作りには大切だそうです。

 特に羽根の後ろをわずかに調整し、昇降舵(しょうこうだ)の機能を持たせることで、飛び方が大きく変わることを教わり、最初はあまり飛ばなかった紙ヒコーキも、自分たちで調整していくうちに部屋の端から端まで飛ぶようになりました。
 調整をした後ヤリ型ヒコーキをみんなで飛ばし、1番飛ぶヒコーキを決めました。紙ヒコーキではないですが、くるくる回ってゆるやかに落ちる、紙コプターの作り方も教わって前半の活動を終了しました。

13:00~13:40 昼食休けい

13:40~14:00 今回の活動のまとめ

  紙ヒコーキの活動について、今回の活動報告としてまとめました。紙ヒコーキには数百以上の種類があること、折るときには手の脂も付かないよう注意しなければならないこと、折った後の調整で飛び方が変わること、紙ヒコーキに適した紙があることなど、教わったことや体験したことを書いていました。

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14:00~15:20 探険隊新聞を作ろう

 今年度の探険隊の活動のまとめで、それぞれが探険隊新聞を作成します。まず、1年間の活動の中から自分が一番印象に残った活動テーマを選び、その活動内容や印象に残ったことを新聞形式でまとめました。最後に自分たちでタイトルやテーマに沿った見出しを考えて記入し、オリジナルの探険隊新聞が完成しました。

15:20~15:40 探険隊新聞発表

 ここで、保護者の方にお集まりいただき、探険隊新聞発表会の開催です。1年間の活動のまとめとして、自分たちが体験したサヒメル科学探険隊の活動をみんなの前で発表しました。
 普段活動を直接見ることのない、保護者の前での発表に緊張した様子でしたが、それぞれが、自分たちなりに難しかったところ、がんばったところを発表しました。

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15:40~16:00 修了証書授与、今年度の活動終了

 発表会を終えて、活動の最後に探険隊の修了証書を1人1人に渡して、今年度のサヒメル科学探険隊の活動はすべて終了しました。

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 今年の探険隊のメンバーも県内外からの参加があり、初めて探険隊に参加した人、昨年に続き参加した人もいましたが、みんなで協力して1年間活動することができました。この活動を通じて、少しでも新しい体験や発見があり、科学への興味をさらに深めることができたなら嬉しいです。1年間本当にお疲れ様でした。