オープン講座①「ドローンを使って地形をしらべよう」
2016年3月10日
■概要
日 時:2016年3月5日(土) 10:00~12:00
活動場所:三瓶自然館サヒメル
参 加 者 :24名
今回はサヒメル科学探険隊のオープン講座として、無人飛行機ドローンの特徴を学ぶイベントを開催しました。前半はドローンとはどんなものなのか、その定義や特徴を学び、実際に飛ばして飛行の様子や上空からのカメラの映像を見学しました。後半では、ドローンの活用例の1つとして、上空から地形を観察する手法を地形図や映像を使って学びました。
■活動内容
10:00~10:50 ドローンってどんなもの?
まずは、ドローンとはなにかについてサヒメルの太田研究員が紹介しました。一口でドローンと言っても、いろんな形や大きさ、飛行機のような形状までさまざまです。その定義について学んだ後、ドローンの性能についてとドローンの特徴を生かして、さまざまな分野で活用されていることについて紹介がありました。
また飛行する際の注意事項として、人口密集地や夜間は落下した際の危険を考慮し飛行が禁止されていることを学びました。
その後、屋外に出て実際にドローンの飛行と上空から撮影された映像を実際に見学しました。当日は晴天でしたが風が強く、ドローンが風に振られる場面もありましたが、映像ではあまり揺れが見られず、振動を抑えて撮影できるドローンの性能の高さを実感することができました。最後にドローンで集合写真を撮りました。
10:50~12:00 ドローンを使って地形を調べよう
今度はドローンの活用方法の1例として、上空から地形を観察する手法を学びました。ここからは、サヒメルで地学を専門にしている遠藤研究員の登場です。
地形を観察するには、ドローンで撮影された画像のように上空から眺める「鳥の目」が必要です。ドローンで撮影した江の川周辺の動画や地形図を見ながら、鳥の目で見る地形の読み方や川と地形との関係を学びました。
後半では、みんなの住んでいる地域の地形図と空中写真を配り、写真が地形図のどの場所なのかを各自で考えて、解答してもらいました。難しかったかもしれませんが、写真から地形の特徴を読み取り、地形図と見比べながら探す作業は楽しかったようです。また普段から見ている場所でも地形を意識して見ることで、住んでいる場所にも知らない特徴的な地形があることなど、発見もありました。
ここで予定の12時になったので、「ドローンを使って地形をしらべよう」は終了しました。
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