サヒメル科学探検隊

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活動報告

第2回「風力発電づくりに挑戦しよう」

概要

日  時 2014年6月15日(日)10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル
参 加 者 13名(欠席2名)

午前中に風力発電の装置をつくり、午後からは各自で羽の大きさや形を工夫して、よく回る(よく発電する)羽を作ることに挑戦しました。羽の回転で起こる電圧量を測定し、自分たちの考えた羽の性能を確かめました。その後、測定結果からもっとよく回る羽の形を考え、さらに工夫した羽を作り、羽の形だけでなく傾きも羽の性能に大きく関係することを体験しました。

活動内容

10:00~10:30 事前発表
 前回の課題で出た、風力発電以外の自然エネルギーを使った発電方法と、風力発電でたくさん発電をする方法についてみんなに発表してもらいました。たくさんの発表があり、発電には、風や水、太陽、波などさまざまな自然の力を使った方法があること、風力発電には風向きや風車の大きさ、設置場所などが関係していることを学びました。

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10:45~12:30 風力発電装置づくりと羽の設計
 発電キットの作成です。説明書を見ながら、風力発電装置を作りました。完成すると風車の発電で付属の発光ダイオードが光ります。導線をつなぐのに苦労する人もいましたが、みんな無事に完成することができました。
 その後、自分たちで作るオリジナルの羽の形や特徴を考え、みんなの前で発表しました。

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12:30~13:15 昼食休けい

13:15~14:30 オリジナルの羽をつくろう①
  午前中にみんなが考えた羽を作りました。材料は厚紙と竹ひご、ボンド、1cm角のバルサ材です。それぞれが羽の形や向きなど工夫した羽を作った後、発電キットに装着し、送風機の前でどのくらい回って発電するかテスターを使って電圧を測定しました。

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14:30~15:30 オリジナルの羽をつくろう②
 1回目に作った羽の結果をふまえて、2回目の羽作りに挑戦しました。1回目に作った羽を少し改良して挑戦する人や新たにちがう形の羽を試みる人など、各自でさまざまな羽を作り、どれくらい回るのが測定しました。1回目よりよく回る羽を作れた人もいました。

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15:30~16:00 まとめ
 みんなでいろんな羽を作成した結果、どんな羽がよく回るのか(もしくは回らないのか)考えて、発表してもらいました。実際に試してみると、羽の大きさや形だけでなく、風を受ける羽の角度も深く関係していることに気づいた人も多くいました。風車がよく回るためには、いくつもの要因が関係していることがわかってもらえたようです。
 次回は9月、ダンゴムシを題材に活動します。ダンゴムシに関する課題も出ていますので、次回までに調べてきましょう。

 

保護者の方の感想

  •  家に帰ってからも扇風機に当てて発電させていました。自分で作った羽根が発電せず、角度を変えたりして挑戦してました。
  • 風力発電の羽根の形で実験では発電しなかった形のものが、実際には使われていると疑問を感じていました。
  • プロペラを改良して、成功したと喜んでいました。自分の力で考えながら形にしていくことの楽しさを感じているようでした。次回も楽しみにしています。