サヒメル科学探検隊

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活動報告

第3回活動「うずまきのひみつと夏の企画展見学」

概要

日  時 2016年8月8日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル
参 加 者 9名(1名欠席)
活動内容 午前中はサヒメル夏の企画展「ジュラシック・シー」の展示を見学し、ワークシートを使って、アンモナイトや首長竜について学びました。午後からは、宇津巻竜也氏を講師に迎え、うずまきをテーマに自然界にあるうずまき形をしたものについて学んだり、分光シートを使ったクラフトを製作し、蛍光灯や太陽光による光の色とその見え方の違いを体験しました。最後に今日の探険隊の活動を活動日誌にまとめました。

活動内容

10:00~10:20 始まりの会
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 第3回の活動開始です。フィールドセンターに集合し、まずは前回からの課題の発表です。今回の活動に関連する、うずまきの形をしたものと虹の色について調べてきてもらいました。うずまき形をしたものには、カタツムリやつむじ、台風や銀河、蚊取り線香やらせん階段など身近なものからスケールの大きなもの、そして人工物までさまざまなものがあると発表がありました。虹の色も4つ、7つ、国によって違うと意見がありました。実際に虹の色は決まってはいませんが、日本ではよく七色と言われ、赤色、オレンジ色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色の7つを指します。

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 10:20~12:15 サヒメル企画展ジュラシック・シーの見学
 次はサヒメルの夏の企画展示、「ジュラシック・シー」の見学です。ワークシートを解きながら、アンモナイトの部屋、首長竜の部屋の展示を見て、島根県でもアンモナイトの化石が出ること、子どもを産むは虫類がいたことなどを学びました。その後、アンモナイトの化石がたくさんあるのに足の数がわかっていないことの理由をみんなで考えたり、展示を見て疑問におもったことを発表したりしました。恐竜時代に生きていた、今は滅んでしまった海の生きものたちに、みんなが興味を持ったようでした。

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12:15~13:00 昼食休けい

13:00~14:30 講演会「うずまきのひみつ」 講師 宇津巻竜也氏
IMGP0133  午後からは一般の参加者と一緒に活動です。島根県出身の講師、宇津巻竜也氏(高エネルギー加速器研究機構)が、渦巻をテーマに解説とクラフトを行いました。自然界にあるうずまきはDNAのような小さくて、みんなの体の中にあるものから宇宙の銀河まで、大きさも種類も多様です。なぜうずまき形なのかは、わかっていないことも多いそうです。渦巻に関連して、アンモナイトの折り紙とDNA構造を真似たストラップを作る予定でしたが、折り紙が複雑で時間がかかり、ストラップ作りはできませんでした。作り方の資料があったので、ぜひ自宅に帰ってから作ってみましょう。なお、宇津巻という苗字は本名だそうです。

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14:30~15:30 分光シートで万華鏡づくり
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 続いて宇津巻先生と探険隊の隊員との活動です。今度は、光の色について教わりました。まず光にはさまざまな色(波長)があることを学びました。人の目にみえない紫外線や赤外線もその1つです。その後、光を色に分けて見ることのできる分光シートを使った工作を行いました。画鋲で穴を開けた紙と筒を作り、分光シートを貼った側から覗き込むときれいに分光された模様が見ることができ、隊員のみんなから歓声が上がりました。また、蛍光灯や屋外の光を通してみても、光の見え方に違いがあり、人工的な光と自然光の違いも体験することができました。

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15:30~16:00 まとめ、次回の活動紹介
IMGP0174 午後の活動を活動日誌にまとめ、第3回の活動が終了しました。
 次回の第4回活動は9月4日(日)で、紙ヒコーキの活動を行います。次回の活動に関する課題も出ていますので、次の活動日までに準備して9月の活動に備えましょう。

 第4回の活動日
9月4日(日)10:00~16:00
集合場所:三瓶自然館レクチャールーム