サヒメル科学探検隊

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活動報告

第4回活動 大学の研究者と一緒に活動!測って実感!樹木の大きさ

概要

日  時 2022年10月23日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル、島根大学三瓶演習林
参 加 者 16名(欠席2名)
活動内容 最初にサヒメルに集合し、木を測るという今回のテーマとスケジュールを確認した後、バスで島根大学の三瓶演習林へ移動しました。演習林では島根大学の先生の指導の下、午前中は樹木の直径を測る方法、午後は樹木の高さを測る方法についてそれぞれ学び、実際に野外に生えた樹木の測定に挑戦しました。直接測定が難しい大きな立木でも、道具や計算を使って測定ができることを学ぶことができました。

活動報告

10:00~10:20 始まりの会、三瓶演習林へ移動
三瓶自然館に集合し、今日のスケジュールを説明しました。今回は木の測定をテーマに夕方まで、同じ三瓶山にある島根大学の三瓶演習林を会場に活動を予定しています。今回は4班に分かれて野外での活動に加え、測定に必要な計算方法も学ぶ予定です。準備をした後、サヒメルのバスに乗り込み三瓶演習林へ移動しました。

 

10:30~12:00 実習1「樹木を測定してみよう①」
三瓶演習林では、島根大学の2名の先生(山下先生、葛西先生)に指導頂きました。午前中は木の太さ(直径)を測る方法について実習を行いました。最初に円柱状のモノの直径の測り方について、大きさの異なる3つ円筒形(単3乾電池、空き缶、サンプル瓶)のをメジャーやノギス、定規を使って挑戦しました。直接直径を測ろうとする班や、円周を測ってから円周率で割って、直径を計算で求める班などありました。生えている木では、そのまま直径を測ることが難しいため、計算で産出したり、直径巻尺や大型ノギスを使って測定する方法を学び、実際に野外に生えている木で測定を実践しました。
生きた樹木の円周(幹回り)を測る際は、測る位置(高さ)を決めて測るなど、測る際のルールについても学びました。

 

12:00~12:45 昼食休けい

12:45~15:00 実習2「樹木を測定してみよう②」
午後からは木の高さを測るための実習です。まずは実習室で、木の高さを測る方法について発表してもらいました。木を切り倒して測る、飛行機やドローンを使って測定するなど直接木を測る方法と、木までの距離と角度を利用して計算で導くという2つのパターンの案がありました。山では直接、樹高を測定することは難しいため木までの距離と見上げた角度の関係を利用して高さが求められることを学びました。小学校では学習しないタンジェントを使って高さが求められることを教わり、角度計を自作しました。
その後、野外に出て実際に樹高を計算で求めてみました。合わせてバーテックスやブルーメライス測高器という調査で使用する樹高測定器を使っての測定体験することができました。

 

15:00~15:40 まとめ、活動日誌をかこう
植物の根の役割について、みんなが調べたことを発表し、山下先生から草本と木本の違い、根の役割や菌類との関係について解説を受けました。最後にみんなからの質問で、樹高を測定するのにかかる時間や演習林で研究している内容について質問があり、山下先生に答えて頂きました。そして、今日の活動した内容を日誌にまとめました。

 

 

 

 

 

 

 

15:40~16:00 次回の案内、終了
次回の活動スケジュールと課題について説明した後、バスでサヒメルへ戻り、今回の活動を終了しました。次回の活動は11月6日(日)です。

 

第5回の活動日 11月6日(日)10:00~16:00