サヒメル科学探検隊

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活動報告

第2回活動 風と風力発電との関係を探ろう

概要

日  時 2017年6月11日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル、北の原
参 加 者 18名(4名欠席)
活動内容 第2回の活動。最初に前回欠席の3名に隊員証を渡し活動開始。まずは野外に出て、前回に続いてヤマボウシの花の観察し、小さな花が集まってできているヤマボウシの花の構造と前回との変化を観察しました。その後は、風力発電について調べたことを発表と風力発電装置の組み立てに取り組みました。   午後からは、隊員がそれぞれデザインした風力発電用の羽を作成し、完成した羽を発電装置につけ発電量を測定し、羽の形と風力発電との関係について体験しながら学びました。最後に探険隊の活動を活動日誌にまとめ、感想を発表しました。

活動報告

10:00~10:40 始まりの会、三瓶の自然観察
 第2回の活動開始です。前回欠席だった3名に隊員証を配布して、活動開始です。まずは前回に続いてヤマボウシの花の観察です。1ヶ月経って、花がどのように変化したのか観察しました。あいにく雨が強く傘を差しながらの短時間の観察となりましたが、色や形の変化を記録しました。
 花の中には前回は見えなかったおしべやめしべが確認でき、それが1つの花の中にいくつも並んでいたことから、ヤマボウシの1つの花に見えたものがタンポポなどと同じ実は花の集まりであることを学びました。

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10:40~12:30 風力発電装置を作ろう
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 ここからまずは風力発電装置作りに挑戦です。1人ずつキットを作っての工作ですが、銅線をうまくつないで、モーターとの配線を間違えないように作るのが、失敗しやすい重要なポイントです。その部分が少し難しかったと思いますが、みんなが頑張って時間内に完成させることができました。風車が回ることで発電し、赤い豆電球が光るというシンプルな風力発電装置で、完成させた後、ちゃんと発電してランプが光るかどうか確認しました。
 かなり回転しないと豆電球を光らすことができないことに驚いている隊員も多かったようです。

12:30~13:15 昼食休けい

13:15~14:30
オリジナルの羽作りに挑戦
午後からは、午前中に作成した発電装置に付けられるオリジナルの羽作りに挑戦です。
4枚羽という条件の下、各自が作りたい風力発電用の羽をデザインし、自分たちで作成します。竹ひごと型紙を使って、羽の形や大きさをさまざまに工夫し、みな思い思いの羽を作成しました。
 合わせて、前回に出していた課題についても発表してもらいました。特に風力発電以外の発電方法については、よく知られている火力、原子力、水力以外にもさまざまな発電方法があることを調べて発表してくれました。発電方法にはさまざまな方法がありますが、それぞれメリットとデメリットがあることも学びました。
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14:30~15:10 作った羽で風力発電させてみよう
 作成したみんなの羽を使って、テスターを使いどれくらい発電するのかを測定しました。よく回る羽からあまり回らない羽などさまざまでしたが、みんなどれくらい回るのか興味津々で、1つずつ羽をセットし測定結果が出るたびに一喜一憂していました。いろんな羽の回り方を見ていくうちに、羽がよく回るには羽の形だけじゃなく、角度も大きく関係していることに気づき、後半になると回りそうな羽と回らなさそうな羽を予想しながら、測定していました。

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15:10~16:00 今日の活動のまとめ、次回の活動紹介
 今日の1日の活動を活動日誌に記入し、感想を発表して第2回の活動が終了しました。感想では、風と羽の形状が羽の回転に大きく関係していること、もっとちがう形の羽ならどんな風に回るのだろう、別の羽を作って試したいなどの意見がありました。興味がある人は、ぜひ新しいオリジナルの羽を作って試してもらえればと思います。

 次回の第3回活動は9月24日(日)です。集合場所など通常と異なりますので、プログラムをしっかり確認してください。次回の活動に関する宿題も出ていますので、次の活動日までに準備して9月の活動に備えましょう。

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第3回の活動日 9月24日(日)10:00~16:30
         集合場所:道の駅ロード銀山(大田市久手町刺鹿1945-1)