サヒメル科学探検隊

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活動報告

第3回活動 火力発電の仕組みを探ろう

概要

日  時 2017年9月24日(日) 10:00~16:30
活動場所 三隅火力発電所(浜田市三隅町)
参 加 者 15名(7名欠席)
活動内容 今回はサヒメルを出て、火力発電所の見学に出かけました。隊員はサヒメルのバスに乗って移動し、みんなで浜田市三隅町にある三隅火力発電所を訪れました。現地では、施設の職員の案内により普段は入れない施設内に入り、巨大な発電装置や中央制御室などを見学し、さらには発電所の屋上にのぼって上から眺めながら、施設全体の様子について説明を受けました。その後、室内で発電の仕組みについての実験で学び、今回の活動が終了しました。

活動報告

10:00~12:00 サヒメルバス乗車、発電所へ移動
 第3回の活動開始です。今回はサヒメルから出て、浜田市三隅町にある日本で最新の設備を有する三隅火力発電所の見学です。大田市と江津市の道の駅で隊員がバスに乗り込み、火力発電所まで移動しました。途中、江津市では風力発電の立ち並ぶ景色を眺めながら予定通り、12時に発電所に到着しました。

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12:00~13:00 昼食休けい
 天気がよかったので、発電所敷地内にあるふれあい広場で昼食休けいをとりました。広場にはオーストラリア産の石炭が設置してありました。みんなは火力発電所の原料となる石炭の実物に興味津々でした。長く屋外に置いていたためか、表面は亀裂が入り、手でも簡単にはがれて割れてしまうほどでした。

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13:00~14:30 三隅火力発電所の見学
午後からは、発電所の見学です。2名の発電所のスタッフが施設内の案内をしていただきました。施設内は広いため、サヒメルのバスでの移動です。発電所入口に到着すると、隊員は2グループに分かれて、発電所内を見学しました。
 説明では、火力発電所の燃料である石炭は、主にオーストラリアから長さ200mを超える巨大な専用の船で片道2週間かけて運んでいること、発電所では1日8,000トンもの石炭を使用し、毎日100万キロワットの発電をしていること、環境への配慮として一緒に草木チップも燃料としていることなどの話がありました。大きなタービンなどを見学し施設の屋上に上がると、東京ドーム15個分とされる広大な敷地が見渡せました。
 見学後はふれあいホールに移動し、発電の仕組みを学ぶため実験装置を使って水蒸気でタービンが回り発電する様子を見せていただきました。最後に職員に質問をして見学は終了しました。
 

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14:40~16:30 サヒメルバス乗車、発電所出発、
 サヒメルバスに乗って、施設の職員に見送られ発電所を後にしました。今回はまとめをする時間がとれなかったため、次回までの課題は今回の活動を報告用紙にまとめてくることになりました。次回の活動までに活動内容をまとめてきてください。
 三隅火力発電所の発電施設には一般の方は入れませんが、展示施設のあるふれあいホールの見学は誰でも可能な上(月曜休)、土曜日には解説も受けられるそうです。今回はふれあいホールの見学時間があまりなかったので、興味を持った人はぜひ家族で見学に出かけてみましょう。

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 次回の第4回活動は10月22日(日)。集合場所は三瓶自然館サヒメルです。三瓶では少しずつ紅葉が始める時期になります。暖かい服装で10月の活動に備えましょう。

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第4回の活動日 10月22日(日)10:00~16:00
         集合場所:三瓶自然館サヒメル