サヒメル科学探検隊

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活動報告

第2回活動 モリアオガエルの産卵数調査と志津見ダムの見学

 ■概要

日  時 2018年6月24日(日) 10:00~16:30
活動場所 三瓶自然館サヒメル、北の原、志津見ダム
参 加 者 14名
活動内容 第2回の活動。最初に前回欠席の2名に隊員証を渡し活動開始。午前中は北の原に出て、姫逃池に産卵された絶滅危惧種であるモリアオガエルの卵塊数を班に分かれて調査しました。午後からはバスで移動し、飯南町にある志津見ダムに行き、国土交通省出雲河川事務所の職員にダムの解説と普段は入れないダムの中を案内していただきました。最後に探険隊の活動を活動日誌にまとめ、感想を発表しました。梅雨期間でしたが、天気もよく予定通り活動できました。

活動報告

10:00~10:30 始まりの会P6244780
第2回の活動開始です。前回欠席だった2名に隊員証を配布して、活動開始しました。まずは事前に課題で出したモリアオガエルの特徴とダムの特徴について、それぞれ発表してもらいました。モリアオガエルでは形態的な特徴、生態的な特徴、他のカエルとの違いをいろいろ挙げてもらいました。またダムでは長所と短所について、考えて発表しました。いずれも今日の活動に関わるところなので、事前学習として、みんなで知識を共有できました。

 

10:30~12:00 モリアオガエルの卵かい数調査
この後は、北の原に出て姫逃池で産卵しているモリアオガエル卵(卵かい)の数を調査しました。調査用紙を配り、調査方法を説明した後、3つの班に分かれてモリアオガエルの卵の数を調べました。卵は植物上に付いていますが、岸辺からは見えにくいものも多く、メンバーで協力しながら池の周りを一周して、卵のあった場所と数を記録していきました。
また、岸近くにあった卵を見つけて、表面を触ってみたりしている隊員もいました。
調査の結果、3つの班でそれぞれ、35個前後の卵かいを見つけることができました。
絶滅危惧種にもなっているモリアオガエルの姿は見つけることができませんでしたが、卵の数から、多くのモリアオガエルが三瓶に生息していることが推測できました。

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12:00~12:50 昼食休けい

12:50~13:15 次回の活動の予定の課題について
ここで先に次回、9月に行う第3回のサヒメル科学探険隊の活動についてスケジュールと課題を説明しました。次回は天体観察を行うため活動は午後から夜間となります。活動時間が通常と異なりますので、注意しましょう。また課題も夜に星を観察し記録する内容となっています。夏休みの間に保護者と一緒に観察してみましょう。

 

13:15~16:00 志津見ダムの見学
午後の活動ではサヒメルからバスに乗り、飯南町にある志津見ダムを見学しました。ダムでは国土交通省出雲河川事務所の志津見ダム管理支所長である栂野さんに、普段は入れないダムの中を案内してもらいながら、解説をして頂きました。解説は少し難しい内容もありましたが、間近で見るダムの大きさと迫力、暑い日にも関わらずダムの壁面の中の通路が気温12℃ほどしかないなど、実際に行ってみないと体感できない発見もありました。
またこの大きなダムを普段は2名だけで管理運営されていることも驚きでした。

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16:00~16:30 活動のまとめDSCF3539
サヒメルに戻ってから、活動のまとめを行い、感想を発表して第2回の活動を終了しました。初めて体験したこと、発見したことがたくさんあったと思います。ぜひ活動で学んだことを保護者や友達に教えてあげたり、今回の活動で興味を持ったことを家に帰ってから自分で本を読んだり調べたりして、確かめてみましょう。今日学んだことがより理解できると思います。
今回は梅雨の期間でしたが、1日天気も良く予定通り活動を終了できました。また次回の活動も頑張りましょう。

 

次回の第3回活動は9月9日(日)です。活動時間は15時から21時と午後から夜間にかけての活動となります。プログラムをしっかり確認してください。次回の活動に関する課題も出ていますので、次の活動日までに準備して9月の活動に備えましょう。