サヒメル科学探検隊

お問い合わせは0854-86-0500まで

活動報告

第2回活動 三瓶山の自然をみんなで調べよう

概要

日  時 2021年6月13日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル、北の原
参 加 者 16名 欠席3名
活動内容 第2回のサヒメル科学探険隊の活動。最初にコンパスの使い方と地図の見方について学んだ後、3つの班に分かれて北の原に出て、草花や生きものを探しました。昼食をはさんで、午前と午後にわたって、北の原の草原や林、池の周りで生き物を探し見つけた場所や名前を記録していきました。サヒメルに戻ってから、班ごとに虫や花の名前を調べ、見つけたものをマップにまとめて完成させました。最後に今日の探険隊の活動を活動日誌にまとめ、感想を発表しました。

 

活動報告

10:00~10:30 始まりの会、課題の答え合わせ
今日の活動予定について説明した後、前回出した課題の答え合わせを行いました。地図記号の問題など学校では習っていないものもありましたが、しっかり調べて解答してくれました。三瓶山の山々の標高や3つある池の名前を調べ、行ったことのない三瓶山の池や地形の様子にも興味を持ったようでした。今回の活動内容は「三瓶山の自然をみんなで調べよう」ということで、3班に分かれて、サヒメルの周辺で実際に動植物を探し記録します。まずは野外で見つけた場所を記録するために地図の見方を学びましょう。

10:30~11:00 コンパスを使って地図を見よう
ここでコンパス(方位磁石)の登場です。隊員に1人1個ずつ配り、コンパスの使い方と方角の調べ方を学びました。そして、サヒメル周辺の地図を見ながら、地図の見方と方角を確認しました。これで野外に生き物を記録する準備ができました。今回は隊長と副隊長に加え、今回はボランティアのスタッフ2名のサポートも受け3班に分かれて活動します。

 

 

11:00~12:00 三瓶山の自然をみんなで調べよう①
天気も回復したので、予定通り野外に出ての活動です。サヒメルの周辺で6月に見られる花や昆虫などの生きものを班ごとに探して、見つけたら地図に場所を記録します。昆虫は後で名前を調べるため、捕まえて持って帰ります。雨上がりの晴天で気持ちのいい天気となり、草原や、姫逃池の周りを調べ記録し、いくつかの生きものはスケッチをして記録していきました。わずかに移動しただけでたくさんの生きものが見つかりました。たくさん発見できたためあっという間12時となりました。昼食休けいを挟んで、午後も生きもの調べに出かけます。

 

12:10~12:50 昼食休けい
早めに昼食休けいをとった班は、持って帰ってきた虫の名前を図鑑で調べて、種名を記録していました。

 

 

 

 

 

12:50~14:00 三瓶山の自然をみんなで調べよう②
午前中からの活動の続きで、午後も北の原で生きもの調べを行いました。班ごとに姫逃池やその先の林の方まで足を延ばし、1つ1つ見つけたものを記録しました。ハルゼミの抜け殻やモリアオガエルの産み立ての卵を見つけて、指で触れて感触を確かめてみたりして、しっかり観察も行いました。

 

 

 

 

14:00~15:00 生きものマップを作ろう
サヒメルに戻って、班ごとに見つけた生きものを1枚のマップにまとめて記録しました。種類のわからなかったものは図鑑で調べたり、スタッフに聞いたりして名前を記録していきました。中には絶滅危惧種になっている生きものを見つけた班もありました。みんなで記録した種類を班ごとにまとめる作業に苦労しているようでしたが、1時間ほどかけて3つの班がそれぞれ作成したマップを完成させました。マップを見ると、どこにどんな生きものがいたのかがわかり、1日の調査でも三瓶山にはさまざまな生きものが暮らしていることがわかりました。

 

15:00~16:00 活動日誌をかこう
今回も今日1日に活動した内容を活動日誌に記入しました。天気にも恵まれ、1日野外での活動ができました。初めて見たり知ったりしたような生きものと出会うことができ、充実した活動となりました。季節が変わればまた違った生きものも見ることができます。ぜひまた他の季節にも生きもの観察をしてみましょう。

 

次回の活動は9月12日(日)です。夏の企画展「THE昆虫展」に関連した活動や太陽の観察などを行う予定です。

第3回の活動日 9月12日(日)10:00~16:00
集合場所:三瓶自然館レクチャールーム