サヒメル科学探検隊

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活動報告

第3回活動 THE昆虫展/太陽観察と日時計作り

概要

日  時 2021年9月12日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル、北の原
参 加 者 17名 欠席2名
活動内容 第3回のサヒメル科学探険隊の活動を行いました。午前中は現在サヒメルで開催中の夏の企画展「THE昆虫展」で展示している昆虫生体の飼育体験とワークシートを行い、国内外の昆虫たちの特徴を観察しました。午後からは太陽観察と日時計作りを行いました。残念ながら当日の天気は曇で太陽が顔を出さず、太陽観察や作った日時計を使ってみることはできませんでしたが、望遠鏡を使った観察の方法や日時計の仕組みと使い方を学ぶことができました。作った日時計は、後日晴れた日に使用して時間がわかるかどうか確認してみましょう。

 

活動報告

10:00~10:30 始まりの会、課題の発表
今日の活動の予定や変更を説明した後、前回出した課題プリントの答えをみんなに発表してもらいました。自分たちでいろいろと調べてきてくれたようで、積極的に手を挙げて発表してくれました。
みんながたくさん調べてきた発表してくれたため、ゲンゴロウと日時計の特徴を理解し、興味を持つことができました。この後の活動が楽しみです。

 

 

10:30~11:50 実習1「サヒメル夏の企画展 THE昆虫展見学」
次にサヒメルの企画展示室に移動して、夏の企画展「THE昆虫展」の見学です。隊員用に作成したワークシートを使って、昆虫の特徴を詳しく観察することと、展示している生きた昆虫の世話の一部を体験しました。ワークシートはかなり難しめで簡単ではなかったと思いますが、展示されている昆虫と見比べながら、種類の特徴を観察して解いていきました。どちらの活動も熱心に取り組んでくれました。

 

 

 

12:00~12:50 昼食休けい

12:50~14:00 実習2「太陽を観察してみよう!」
午後からの活動の1つめは太陽の観察です。サヒメルの新館5階にある集団天体観察室へ移動して、天文担当の太田研究員に解説していただきました。太陽は直接肉眼や望遠鏡で見ることはできませんが、太陽投影板や特殊なレンズ、メガネなどを用いて観察する方法があることを教えてもらいました。太陽が見えれば観察する予定でしたが、流れる雲間から一瞬見える程度で、残念ながら観察をすることはできませんでした。天体観察室自体にも初めて来た隊員もおり、天体観察で使われる機材や屋根が開閉式となっている部屋の特徴を見て、どのように天体観察を行っているのかを学ぶことができました。

 

14:00~15:00 実習3「日時計を使ってみよう」
午後の2つめの活動は日時計作りです。レクチャールームに戻って、引き続き太田研究員から教わりました。まずは太陽と地球との関係について説明を受け、日時計からなぜ時間がわかるのか、その仕組みと使い方を学びました。その後、日時計の材料となる台紙と竹ひごが配られ、日時計作りにチャレンジしました。切り貼りして竹ひごを通せば完成ですが、みんな初めて作るもので四苦八苦する人も多かったようですが、無事完成させることができました。晴れていれば実際に使ってみる予定でしたが、残念ながら曇りの天気で試してみることができませんでした。各自家に持ち帰って、また晴れた日に正しく使って時間を知ることができるか挑戦してみましょう。

 

 

15:00~16:00 活動日誌をかこう
第3回の活動も最後のまとめの活動です。今日1日に活動した内容を日誌にまとめました。曇りの天気で予定通りできない活動もありましたが、活動内容と感想を日誌に記入し、発表してもらいました。特に夏の企画展で、展示している生体の世話を特別に体験できたことを印象に残った活動として発表している人が多くいました。

 

 

次回の活動は10月24日(日)です。島根大学の先生を講師に迎え、植物をテーマに野外と室内で活動を行う予定です。持ち物などしっかり確認して参加しましょう。

 

第4回の活動日 10月24日(日)10:00~16:00
集合場所:三瓶自然館レクチャールーム