サヒメル科学探検隊

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活動報告

第1回活動 サヒメル探険と三瓶山の自然観察

概要

日  時 2019年5月26日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル
参 加 者 12名
活動内容 今年度最初のサヒメル科学探険隊の活動。最初にサヒメル科学探険隊の任命式を行い隊員証を受け取り活動開始。スタッフと隊員の自己紹介の後、午前中は館内でのワークシートを行った後、バックヤード見学として収蔵庫を見学し、博物館の役割や資料の大切さを学びました。午後からは北の原草原に出かけ、草原や林で見られる動植物や姫逃池でカキツバタの観察を行いました。最後に今日の探険隊の活動を活動日誌にまとめ、感想を発表しました。

活動報告

10:00~10:30 始まりの会P5263434
第1回の活動開始です。皆木隊長と松村副隊長のあいさつの後、最初にサヒメル科学探険隊の任命式を行いました。三瓶自然館の酒井館長からみんなに隊員証を1人ずつ配布し、正式に今年度の隊員になりました。
その後、サヒメル科学探険隊の探険隊の活動目的などを話した後、隊員みんなが1人ずつ自己紹介をしました。住んでいる場所はちがいますが、続けて参加する子も初めて参加する子もみんな自然や科学が好きな子どもたちです。一緒にがんばりましょう。

10:30~11:20 探険隊ワークシート
まずは館内での活動です。本館の展示に関連したワークシートを3つの班に分かれて、挑戦しました。初めて一緒に活動する隊員たちもいましたが、展示を見て話し合いながら問題を解くことができ、終了時間前にはすべての班が全5問解き終わりました。最後に答え合わせをして動物や昆虫の特徴について学びました。どの班も全問正解でした。

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11:20~12:15 バックヤードの見学P5260038
ここから普段見ている展示室から移動して、バックヤードと呼ばれる一般の人が入れない博物館の裏側を見学しました。バックヤードにも広いスペースがあり、収蔵庫など博物館の仕事として大切な場所がいくつもあること、貴重な資料を保存、保管するための方法や、資料の大切さについて学びました。100年近く前の古い標本もあり、展示室とは違う博物館の一端を感じたようです。

 

12:15~13:00 昼食休けい

13:00~15:00 三瓶山の自然観察
午後からは野外での活動です。5月にしては暑い日でしたが、みんなで北の原に出てこの季節に見られる生きものや植物の観察をしました。ゴマギの匂いをかいで、ゴマ油に似たにおいがすることを確認したり、みんなでいろんな生き物を見つけ、尺取り虫やクワコの幼虫を見つけての特徴を観察したり、コメツキムシの跳ねる様子を見たりしました。
また姫逃池に出かけ、花がちょうど見頃となったカキツバタも見ることができました。
昨年参加した隊員が観察したアリジゴクを覚えていて、同じ場所で探してみつけることができました。石に興味がある隊員たちは、三瓶山が火山である証拠である岩石、デイサイトの小石を探して拾って帰った人もいました。

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15:00~15:30 活動日誌をかこうP5263474
今日1日に活動した内容を活動日誌に記入しました。体験したことや学んだ内容を文章にまとめ、記録することも大切な探険隊の活動です。また活動した内容で印象に残ったことを感想を記入し、発表してもらいました。
最初は慣れない作業かもしれませんが、これからも活動の度に活動日誌に記録します。文章にまとめたり、人に伝えたりする作業も頑張って取り組みましょう。

 

次回の活動は6月23日(日)です。今回に続いて、野外での調査を予定しています。1ヶ月後には見られる生きものや野外の様子も変わっていますので、楽しみにしていてください。

 

第2回の活動日 6月23日(日)10:00~16:30
集合場所:レクチャールーム