サヒメル科学探検隊

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活動報告

オープン講座「研究者の仕事をのぞいてみよう!」

概要

日  時 2015年3月8日(日) 13:00~15:30
活動場所 三瓶自然館サヒメル
参 加 者 11名

活動内容

 国立科学博物館の神保 宇嗣(じんぼ うつぎ)研究員を講師に、国立科学博物館の展示やそこで働く研究者の仕事について教えてもらいました。また、神保さんが研究しているガの分類のおもしろさについてのお話では、写真カードを使ってチョウとガの見分けに挑戦したり、標本を観察して楽しく学びました。

参加した方の感想

  • チョウやガの本を読んでみたい
  • チョウやガのことを自分でも調べたい。
  • チョウとガの違いが分かった。
  • とても楽しい講座でした。もっと多くの方に聞いてもらうと良かったですね。ありがとうございました。

活動の様子

神保さんに国立科学博物館について 教えてもらっている様子

神保さんに国立科学博物館について教えてもらっている様子

 

神保さんが持ってこられた標本を観察している様子。

神保さんが持ってこられた標本を観察している様子。

 

チョウとガの振り分けゲームに挑戦している様子。

チョウとガの振り分けゲームに挑戦している様子。

 

神保さんから標本や図鑑について 説明を受けている様子。

神保さんから標本や図鑑について説明を受けている様子。

 

 

第5回「サヒメル科学探険隊の活動を発表しよう」

概要

日  時 2014年11月9日(日)10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル
参 加 者 10名(欠席5名)

 今年度の探険隊活動の最終回。これまでの活動を振り返り、思い出に残った活動について各自が壁新聞としてまとめ、保護者の前で全員が発表会を行った。最後に修了証書を1人1人に手渡し、今年度の活動を終了した。作成した壁新聞は後日、三瓶自然館館内に掲示します。

活動内容

10:00~10:30 事前課題の発表

 事前課題で考えてきた、壁新聞にするテーマをそれぞれ発表しました。風力発電やクマムシの観察、バックヤードツアーのことなど、今年度の活動の中からいくつかのテーマを選び、みんなの作成する壁新聞のテーマとタイトルを決定しました。

 

10:30~12:00 サヒメル科学探険隊新聞を作ろう①

 まず、新聞に必要な記入項目(いつ・だれが・どこで・なにをしたか)をまとめてから、原稿の下書きをしました。その後、新聞に載せる写真とサイズを決めて、新聞作りの準備ができました。午後は清書と割付作業を行います。

 

12:00~12:45 昼食休けい

 

12:45~14:40 サヒメル科学探険隊新聞を作ろう②

  午後は新聞原稿の清書と貼り付けの作業を行いました。決められたスペースの中で、文章やタイトル、写真の配置に苦労した隊員もいて、作成には時間がかかりほとんどの人が設定時間を過ぎても作業を続けることになりました。そのため、当初予定していたサヒメル探険はできませんでしたが、発表前までに、全員新聞を完成させることができました。

 

14:40~15:00 活動発表準備

 完成した新聞をそれぞれが掲示ボードに貼り、発表の予行練習を行いました。合わせてみんながどんな新聞を作成したのかもこの間に見てもらいました。発表順を決めて、本番を待ちます。

 

15:00~15:30 サヒメル科学探険隊の活動発表

 普段は活動を見ていない保護者の方を招いて、1人ずつ新聞の内容を発表しました。気づいたことや印象に残ったことなどを、自分の言葉でしっかり発表ができました。少し緊張していたようでしたが、みんなに伝えることで、自分たちが活動した内容に自信が持てたのではないでしょうか。

 

15:30~16:00 修了証書の授与と活動のまとめ

 みんなに修了証書を渡して、サヒメル科学探険隊の活動はこれですべて終了となりました。1年間の活動お疲れ様でした。探険隊での体験がみんなの好奇心を刺激し、これからの人生に役立ててもらえると嬉しいです。今回作成したみんなの探険隊新聞は後日館内に掲示し、来館者にも見てもらえるようにしますので、また来館された際にご覧ください。

保護者の方の感想

  •  新聞を作る際の工夫した点や、難しかったところを話してくれました。
  • 初めて活動しているところを見て楽しそうに活動していることが分かりました。活動発表を見て、上手にまとめていて発表も想像以上に上手くしていて、びっくりしました。お友達の発表もみんな上手で見られて良かったです。
  • まとめる作業は結構難しいと思いますが、そういう経験をさせていただいて良かったと思います。ありがとうございました。

第4回「クマムシを探せ!/月食を学ぼう」

概要

日  時 2014年10月4日(日)10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル
参 加 者 11名(欠席4名)

 顕微鏡の使い方を学び、各自で採取してきたコケを使って、クマムシなどのコケの中の小さな生きものを観察しました。その後、今月起こる月食について、その仕組みと何時頃どのように見えるのか、観察のポイントを学びました。

活動内容

10:00~10:30 事前課題の発表
 前回の課題であったクマムシがどんな生きものなのか、調べてきたことを発表しました。クマムシは緩歩(かんぽ)動物という仲間になること、緩歩とはクマムシがゆっくり歩く様子から付けられたこと、大きさは50μmから1.7mmとごく小さな生きものですが、高温や低温にも強く、電子レンジや宇宙空間でも生きていたことなどの発表がありました。

P1020482 P1020485

 

10:30~11:00 コケの中の生き物観察①
 各自で取って来たコケから生きものを見つけるために、まずペットボトルを加工してコケから生きものを集める装置を作りました。その後、水を入れてコケをつめて装置の完成です。このまましばらく置いて、午後から生き物を観察します。
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11:00:~12:00  コケの中の生きもの観察②
 これからの観察の方法の説明を受けた後、午後に使う顕微鏡の使い方を実際に使って学びました。使用した顕微鏡は倍率20倍でかなり大きく見えますが、これでもクマムシを見るにはぎりぎりの倍率です。

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12:00~12:45 昼食休けい

12:45~13:45 コケの中の生きもの観察③
  午前中にコケをセットした装置から、水中に沈んだ土や砂と一緒にスポイトで吸い取り、顕微鏡の下で生きものがいないか探しました。最初ははなかなか見つけられませんでしたが、レンズの向こうでわずかに動く生きものを見つけると歓声があがりました。自分のコケからはあまり生きものが見つけられなかった人もいましたが、みんな自分で生きものを見つけることができました。念願のクマムシも2種類はいたようです。

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13:45~14:15 まとめ①
 みんなの感想から、わずかなコケの中にとても小さな生きものがたくさん暮らしていることが印象に残ったようです。また、クマムシがいたコケ、見つからなかったコケの違いについても考えて、発表しました。

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14:15~15:15 月食を知ろう
 今月8日夜に起こる皆既月食について、天文隊長の竹内さんと一緒に学習しました。よく似た仕組みで起こる日食と合わせて、太陽と月、地球の位置の関係を学び、最後に月食の観察用紙をいただきました。観察できた人はぜひ、観察結果を記入して提出してください。

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15:15~16:00 今日のふりかえりと次回の案内
 次回は11月、5回目の活動で今年度は最終回となります。これまでのサヒメル科学探険隊の活動をみんなでまとめて、館内に掲示します。課題も出ていますので、次回の活動日までに考えてきてください。

保護者の方の感想

  •  毎回とても楽しそうに参加して、帰ってくると、自慢げに知ったことを話してくれます。
  • 苔の中の生物、月食について学んだことを、そのまま講義してくれました。初回から、探検隊の日は、持ち帰った資料や、図鑑、百科事典をフル活用して、講義をしてくれます。親子で学ぶことができて楽しいです。
  • 今年も活動に参加させていただいたこと、月1で町を離れることによることにより、自然の中へ導いてくださるきっかけさえもくださったサヒメル科学探検隊事業に感謝しています。本当にありがとうございます。