サヒメル科学探検隊

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活動報告

第5回活動 三瓶小豆原埋没林公園見学/1年間の活動報告

概要
日  時 2021年11月7日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶小豆原埋没林公園、三瓶山北の原、三瓶自然館サヒメル
参 加 者 16名(欠席3名)
活動内容 第5回の活動です。午前中は三瓶小豆原埋没林を見学し、埋没林の発見の経緯や成因、見つかった木の大きさや特徴、保存処理の方法などを伺いました。その後サヒメルに戻り、秋の北の原で草花や昆虫などの生きもの観察をしました。午後からは今年度の活動のまとめとして、印象に残った活動テーマを各自1つ選び、新聞形式で内容をまとめ保護者の前で発表しました。最後に探険隊の修了証書を受け取り、全5回の活動を終了しました。

 

活動報告

10:00~11:00 三瓶小豆原埋没林公園見学
第5回の活動開始です。三瓶小豆原埋没林公園に集合し、埋没林公園のスタッフ中山さんに解説してもらいながら、展示棟内を見学しました。三瓶の埋没林が見つかった場所が元々どのような場所で、なぜ見つかったのかから始まり、できた時代や特徴、そこから何がわかるかを詳しく教えて頂き、世界的にも珍しい貴重な物であることを教わりました。以前来たことがある人もいましたが、解説を聞いて初めて知ったことも多くあり、解説の後には木の重さやどのようにサヒメルに運搬展示したのかなど多くの質問もありました。

 

11:00~11:15 サヒメルへ移動

11:15~12:20 北の原で自然観察
秋の北の原に出かけて自然観察をしました。春にも観察をしましたが、春とは様子も異なり、草原ではススキの穂が揺れ、秋の草花が多く咲いていました。少し風が吹いていましたが快晴で、みんなで草地ではイナゴ、トノサマバッタなど、姫逃池の周りではアカトンボの仲間など秋の昆虫たちを見つけ、捕まえて翅の模様や種類の特徴を観察しました。蛾の仲間のヒメヤママユを見つけ、大きな目や枝分かれした立派な触角も観察できました。

 

12:20~13:00 昼食休けい

 

13:00~13:30 活動日誌をかこう
まずは今日の午前中の活動を活動日誌にまとめました。感想では、展示されている埋没林をどのように保存したらよいか、現在も保存環境の測定や保存処理作業が続けられていることを初めて知った、思っていたよりも展示棟が深く、大きかったなどの意見がありました。

 

 

 

13:30~15:00 探検隊新聞をつくろう
ここからは、今年度の活動のまとめとして探検隊新聞を作ります。まず、みんなが各自で1年間の活動で印象に残った活動、発表したい活動内容を1つ選び、その活動の概要や体験したこと、それぞれが感じたこと、そして全体の活動を終えての感想を3枚のワークシートにまとめました。ワークシートを完成させた後、書いた内容を、1人1枚A3の用紙に新聞の形式でタイトルや見出し、活動内容を清書して完成させました。学校でも新聞づくりは学習しているので、慣れている隊員もいましたが、どの活動を選んでどのようにまとめたらよいか、苦労している隊員もいました。
完成した人からボードに掲示して、発表の準備ができました。

 

15:00~15:40 探検隊新聞発表
ここからは、普段は直接活動を見ることがない保護者の方にもお集まりいただき、今年度の活動の報告を1人1人行いました。発表内容に各自が選んだテーマは、三瓶山の自然をみんなで調べよう、三瓶小豆原埋没林公園の見学、葉っぱの折り畳み方を学ぼう、昆虫展見学などさまざまでしたが、活動したこと、学んだことや気づいたことを自分なりにまとめて発表しました。発表前はみんな緊張した様子でしたが、自分の言葉で一生懸命発表を行い、来年も参加したいと感想を述べる隊員もいました。

 

15:40~16:00 修了証書授与、今年度の活動終了
これで今年度のサヒメル科学探険隊の活動、全5回はすべて終了しました。最後に修了証書の授与を行い、皆木隊長から1人1人に修了証書を手渡しました。隊員の皆さん、1年間お疲れさまでした。
サヒメル科学探検隊での活動を通じて、みんなが自然や科学に今まで以上に興味もち、今後も身の回りの出来事や自然科学の不思議を見つけて、自分で調べたり関心をもって頂けると嬉しいです。これからも疑問に思うことや知りたいことがあれば、いつでも三瓶自然館サヒメルにお問い合わせください。お待ちしています。

 

第4回活動 樹木の葉の成長を観察しよう!

概要

日  時 2021年10月24日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル、島根大学演習林、三瓶小豆原埋没林
参 加 者 15名 欠席4名
活動内容 最初にサヒメルに集合した後、バスで島根大学三瓶演習林へ移動しました。午前中は、島根大学の先生方と林内で見られる樹木の種類や葉や芽の特徴を教わりスケッチを行いました。午後からは会場を三瓶小豆原埋没林公園へ移動し、室内で葉っぱや花などの折り畳まれ方を折り紙で体験しながら学び、実際に紙を閉じたり開いたりすることで、折り畳まれ方と開き方の特徴を生物がうまく利用していることを体験的に学びました。またその仕組みを調べることで、人工衛星や医療、身の回りのものまでさまざまに活用され、人の役にも立っているこをも学ぶことができました。

 

活動報告

10:00~10:20 始まりの会、三瓶演習林へ移動
三瓶自然館に集合し、本日のスケジュールを説明しました。今回は午前中は、同じ三瓶山にある島根大学三瓶演習林を会場に野外での活動を予定しています。そのため、まずはすぐに活動できるよう、長靴に履き替えるなど活動準備をした後に、サヒメルのバスに乗り込み三瓶演習林移動しました。

 

 

 

10:30~12:00 実習1「秋の森の中の樹木を観察しよう」
三瓶演習林では、島根大学の3名の先生方(山下先生、葛西先生、斎藤先生)に指導頂きました。まずは安全のために全員ヘルメットを被って、林内へ移動しました。     スギが植林された林の中へ入り、山下先生からさまざまな植物の種類や葉の特徴を教わりルーペなども使ってみんなで観察しました。芽や実なども見られ、植物によって芽の付き方や色や形、葉脈のパターンもさまざまであることを学びました。
その後、各自が好きな葉っぱを選んで葉のスケッチをしました。スケッチの代わりに葉をなぞって上手に写し取る隊員たちもいました。活動終了後は、またサヒメルバスに乗って今度は三瓶小豆原埋没林公園へ移動しました。

 

 

12:15~13:00 昼食休けい
三瓶小豆原埋没林公園の芝生広場で昼食。

13:00~14:20 実習2「折り紙で芽の中の葉っぱを作ってみよう」
午後からは三瓶小豆原埋没林公園のガイダンス棟内での活動です。今度は島根大学の斎藤先生に生物や自然の観察から、シカのツノや幼虫の形、雪の結晶など自然界で見られるさまざまな形を折り紙で再現できること、なぜこんな形になっているのかを折り紙を使って考えることで、その仕組みの解明や応用にもつながることを解説して頂きました。その後、実際に葉っぱの形をした色紙を使って、みんなで折って葉っぱの畳まれ方を学ぶ実習に取り組みました。
斜めに谷折りと山折りを繰り返す作業にやや苦戦する隊員もいましたが、全員葉っぱ型色紙を折り畳むことができました。畳まれた色紙の左右を持って引っ張ると1回でスムーズに広がること、比較用に別に配られた垂直方向にのみ折られた葉っぱ型の色紙を開く際は左右と上下の2回、引っ張らないと葉を開くことができず、折り方によって開きやすさに違いがあることを体験することができました。
葉っぱに見られるこのような簡単に開く折り方をミウラ折りということ、植物だけでなく昆虫の翅など、自然界で広く見つかっていることの紹介がありました。他にもアサガオのつぼみの折り畳み方も折り紙で見せて頂き、自然の巧みな仕組みを学びました。こうした折り畳み方を応用して、身の回りの物から人工衛星の太陽光パネルまで広く応用され、人の役にも立っているそうです。

 

14:20~14:30 休けい

14:30~15:10 まとめ、課題の発表
全体の活動のまとめとして、山下先生からサクラの芽吹きと開花の様子の紹介がありました。地球上で唯一の生産者として、植物が光合成を行い、みんなが食べるお米や野菜、そして酸素を生産し、そのおかげで人を含めたくさんの生き物たちが生きているという、植物と生きものの関わりについて説明がありました。
隊員から前回の課題であった植物の葉の役割について発表があり、こちらも山下先生に解説していただきました。

15:10~15:45 活動日誌をかこう
今日の活動した内容を日誌にまとめました。初めて三瓶演習林に入って調査研究に利用されている林があることや、さまざまな植物が見られたこと、折り方で葉っぱの折り方開き方などの特徴を学べたなどの感想がありました。

15:45~16:00 次回の案内、終了
お土産に三瓶演習林のエコバックなどを頂きました。そして次回の活動スケジュールと課題について説明し、今回の活動を終了しました。

 

次回の活動は11月7日(日)です。次回が今年最後の活動になります。集合場所と解散場所が異なりますのでご注意ください。

第5回の活動日 11月7日(日)10:00~16:00

第3回活動 THE昆虫展/太陽観察と日時計作り

概要

日  時 2021年9月12日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル、北の原
参 加 者 17名 欠席2名
活動内容 第3回のサヒメル科学探険隊の活動を行いました。午前中は現在サヒメルで開催中の夏の企画展「THE昆虫展」で展示している昆虫生体の飼育体験とワークシートを行い、国内外の昆虫たちの特徴を観察しました。午後からは太陽観察と日時計作りを行いました。残念ながら当日の天気は曇で太陽が顔を出さず、太陽観察や作った日時計を使ってみることはできませんでしたが、望遠鏡を使った観察の方法や日時計の仕組みと使い方を学ぶことができました。作った日時計は、後日晴れた日に使用して時間がわかるかどうか確認してみましょう。

 

活動報告

10:00~10:30 始まりの会、課題の発表
今日の活動の予定や変更を説明した後、前回出した課題プリントの答えをみんなに発表してもらいました。自分たちでいろいろと調べてきてくれたようで、積極的に手を挙げて発表してくれました。
みんながたくさん調べてきた発表してくれたため、ゲンゴロウと日時計の特徴を理解し、興味を持つことができました。この後の活動が楽しみです。

 

 

10:30~11:50 実習1「サヒメル夏の企画展 THE昆虫展見学」
次にサヒメルの企画展示室に移動して、夏の企画展「THE昆虫展」の見学です。隊員用に作成したワークシートを使って、昆虫の特徴を詳しく観察することと、展示している生きた昆虫の世話の一部を体験しました。ワークシートはかなり難しめで簡単ではなかったと思いますが、展示されている昆虫と見比べながら、種類の特徴を観察して解いていきました。どちらの活動も熱心に取り組んでくれました。

 

 

 

12:00~12:50 昼食休けい

12:50~14:00 実習2「太陽を観察してみよう!」
午後からの活動の1つめは太陽の観察です。サヒメルの新館5階にある集団天体観察室へ移動して、天文担当の太田研究員に解説していただきました。太陽は直接肉眼や望遠鏡で見ることはできませんが、太陽投影板や特殊なレンズ、メガネなどを用いて観察する方法があることを教えてもらいました。太陽が見えれば観察する予定でしたが、流れる雲間から一瞬見える程度で、残念ながら観察をすることはできませんでした。天体観察室自体にも初めて来た隊員もおり、天体観察で使われる機材や屋根が開閉式となっている部屋の特徴を見て、どのように天体観察を行っているのかを学ぶことができました。

 

14:00~15:00 実習3「日時計を使ってみよう」
午後の2つめの活動は日時計作りです。レクチャールームに戻って、引き続き太田研究員から教わりました。まずは太陽と地球との関係について説明を受け、日時計からなぜ時間がわかるのか、その仕組みと使い方を学びました。その後、日時計の材料となる台紙と竹ひごが配られ、日時計作りにチャレンジしました。切り貼りして竹ひごを通せば完成ですが、みんな初めて作るもので四苦八苦する人も多かったようですが、無事完成させることができました。晴れていれば実際に使ってみる予定でしたが、残念ながら曇りの天気で試してみることができませんでした。各自家に持ち帰って、また晴れた日に正しく使って時間を知ることができるか挑戦してみましょう。

 

 

15:00~16:00 活動日誌をかこう
第3回の活動も最後のまとめの活動です。今日1日に活動した内容を日誌にまとめました。曇りの天気で予定通りできない活動もありましたが、活動内容と感想を日誌に記入し、発表してもらいました。特に夏の企画展で、展示している生体の世話を特別に体験できたことを印象に残った活動として発表している人が多くいました。

 

 

次回の活動は10月24日(日)です。島根大学の先生を講師に迎え、植物をテーマに野外と室内で活動を行う予定です。持ち物などしっかり確認して参加しましょう。

 

第4回の活動日 10月24日(日)10:00~16:00
集合場所:三瓶自然館レクチャールーム

第2回活動 三瓶山の自然をみんなで調べよう

概要

日  時 2021年6月13日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル、北の原
参 加 者 16名 欠席3名
活動内容 第2回のサヒメル科学探険隊の活動。最初にコンパスの使い方と地図の見方について学んだ後、3つの班に分かれて北の原に出て、草花や生きものを探しました。昼食をはさんで、午前と午後にわたって、北の原の草原や林、池の周りで生き物を探し見つけた場所や名前を記録していきました。サヒメルに戻ってから、班ごとに虫や花の名前を調べ、見つけたものをマップにまとめて完成させました。最後に今日の探険隊の活動を活動日誌にまとめ、感想を発表しました。

 

活動報告

10:00~10:30 始まりの会、課題の答え合わせ
今日の活動予定について説明した後、前回出した課題の答え合わせを行いました。地図記号の問題など学校では習っていないものもありましたが、しっかり調べて解答してくれました。三瓶山の山々の標高や3つある池の名前を調べ、行ったことのない三瓶山の池や地形の様子にも興味を持ったようでした。今回の活動内容は「三瓶山の自然をみんなで調べよう」ということで、3班に分かれて、サヒメルの周辺で実際に動植物を探し記録します。まずは野外で見つけた場所を記録するために地図の見方を学びましょう。

10:30~11:00 コンパスを使って地図を見よう
ここでコンパス(方位磁石)の登場です。隊員に1人1個ずつ配り、コンパスの使い方と方角の調べ方を学びました。そして、サヒメル周辺の地図を見ながら、地図の見方と方角を確認しました。これで野外に生き物を記録する準備ができました。今回は隊長と副隊長に加え、今回はボランティアのスタッフ2名のサポートも受け3班に分かれて活動します。

 

 

11:00~12:00 三瓶山の自然をみんなで調べよう①
天気も回復したので、予定通り野外に出ての活動です。サヒメルの周辺で6月に見られる花や昆虫などの生きものを班ごとに探して、見つけたら地図に場所を記録します。昆虫は後で名前を調べるため、捕まえて持って帰ります。雨上がりの晴天で気持ちのいい天気となり、草原や、姫逃池の周りを調べ記録し、いくつかの生きものはスケッチをして記録していきました。わずかに移動しただけでたくさんの生きものが見つかりました。たくさん発見できたためあっという間12時となりました。昼食休けいを挟んで、午後も生きもの調べに出かけます。

 

12:10~12:50 昼食休けい
早めに昼食休けいをとった班は、持って帰ってきた虫の名前を図鑑で調べて、種名を記録していました。

 

 

 

 

 

12:50~14:00 三瓶山の自然をみんなで調べよう②
午前中からの活動の続きで、午後も北の原で生きもの調べを行いました。班ごとに姫逃池やその先の林の方まで足を延ばし、1つ1つ見つけたものを記録しました。ハルゼミの抜け殻やモリアオガエルの産み立ての卵を見つけて、指で触れて感触を確かめてみたりして、しっかり観察も行いました。

 

 

 

 

14:00~15:00 生きものマップを作ろう
サヒメルに戻って、班ごとに見つけた生きものを1枚のマップにまとめて記録しました。種類のわからなかったものは図鑑で調べたり、スタッフに聞いたりして名前を記録していきました。中には絶滅危惧種になっている生きものを見つけた班もありました。みんなで記録した種類を班ごとにまとめる作業に苦労しているようでしたが、1時間ほどかけて3つの班がそれぞれ作成したマップを完成させました。マップを見ると、どこにどんな生きものがいたのかがわかり、1日の調査でも三瓶山にはさまざまな生きものが暮らしていることがわかりました。

 

15:00~16:00 活動日誌をかこう
今回も今日1日に活動した内容を活動日誌に記入しました。天気にも恵まれ、1日野外での活動ができました。初めて見たり知ったりしたような生きものと出会うことができ、充実した活動となりました。季節が変わればまた違った生きものも見ることができます。ぜひまた他の季節にも生きもの観察をしてみましょう。

 

次回の活動は9月12日(日)です。夏の企画展「THE昆虫展」に関連した活動や太陽の観察などを行う予定です。

第3回の活動日 9月12日(日)10:00~16:00
集合場所:三瓶自然館レクチャールーム

第1回活動 国立公園を知ろう/月食の仕組みを学ぼう

概要

日  時 2021年5月23日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル、北の原
参 加 者 16名(欠席3名)
活動内容 今年最初のサヒメル科学探険隊の活動。サヒメル科学探険隊の活動の紹介と第1回の活動の参加者16名に隊員証を渡して、サヒメル科学探険隊としての活動開始。午前中は、サヒメルでのワークシートによる展示の見学と国立公園である三瓶山北の原での自然観察を行いました。午後からは今年2回観察するチャンスのある月食について学び、合わせて月食を観察するための望遠鏡づくりも行いました。最後に今日の探険隊の活動を活動日誌にまとめて終了しました。

 

活動報告

10:00~10:30 始まりの会
皆木隊長と松村副隊長のあいさつの後、サヒメル科学探険隊の探険隊の活動内容や目的などを話しました。そしてサヒメル科学探険隊の隊員証を1人1人がもらって隊員みんなが1人ずつ自己紹介をしました。今回の隊員は住んでいる場所は違いますが全員が島根県在住で、みんな自然や科学が大好きな子どもたちばかりです。初めて体験することも多いと思いますが、一緒にがんばりましょう。

 

10:30~12:00 国立公園で自然観察
まずはサヒメルの館内での活動です。3班に分かれてワークシートをしました。初対面のメンバーと協力しながら館内の展示を見て解答を探し、ワークシートを解いていきました。その後は、屋外へ出て、国立公園のマナーや北の原の自然を学びました。

 

 

 

12:00~12:45 昼食休けい

12:45~15:10 月食について学ぼう午後からは、サヒメルの天文担当の学芸員である竹内さんに、今月見られる月食について教えていただきました。月食が起こる仕組みや見え方の特徴などを図や画像でわかりやすい解説がありました。特に皆既月食のときに月が赤っぽく見える理由について、ペットボトルに入った水と牛乳、懐中電灯を使って行った実験では、みんな興味深そうに観察し、赤くなる様子を体験することができました。

 

後半は望遠鏡の組み立てを行いました。4枚の形や大きさの違うレンズを順番通りに並べるなど、間違えやすい作業もありましたがみんなが望遠鏡を作ることができました。屋外に出て、望遠鏡の使い方を体験した後、月食の観測について課題のプリントが配られました。5月26日の皆既月食時にはぜひ望遠鏡も使って観測してみましょう。

 

15:20~16:00 活動日誌をかこう
今日1日に活動した内容を活動日誌に記入しました。体験したことや学んだ内容を文章にまとめ、記録することも大切な探険隊の活動です。また活動した内容で印象に残ったことを感想を記入し、発表してもらいました。初めて会う隊員たちとの活動はいかがでしたでしょうか?今まで以上に自然に関心をもつきっかけとなれば幸いです。

 

次回の活動は6月13日(日)です。今回に続いて、野外での活動を予定しています。みんなで三瓶の生きものや草花を探し、その種類や特徴を調べて記録します。

第2回の活動日 6月13日(日)10:00~16:00 集合場所:三瓶自然館レクチャールーム