第3回活動 恐竜展見学と太陽観察
2022年11月13日
概要
日 時 2022年9月11日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル
参 加 者 12名 欠席6名
活動内容 第3回のサヒメル科学探険隊の活動。前回配った今日の活動に関連した課題の解答をみんなから発表してもらい事前学習した後、午前中は恐竜の企画展をワークシートを解きながら見学しました。午後からはペーパークラフト工作を行い、現在も運用されている太陽観測衛星ひのでを製作しました。その後新館5階に移動し、望遠鏡を使って太陽観察を行い、黒点を見たり、太陽について解説を受け、詳しく学ぶことができました。
活動報告
10:00~10:30 始まりの会、課題の答え合わせ
今回の活動スケジュールの紹介をした後、前回出した課題の答えを隊員のみんなに発表してもらいました。恐竜の化石に関すること、島根で恐竜化石が見つかっていない理由、太陽で最も高温になる場所などを自分で調べたり考えたりしたことについて、たくさん発表してくれました。いずれも今日の第3回活動に関する内容ばかりです。しっかり活動を頑張りましょう。
10:30~11:50 実習1 サヒメル夏の企画展 恐竜展見学
3班に分かれ、サヒメルで開催中の夏の企画展「恐竜の世界へ行ってみた」の見学をワークシートを解きながら行いました。本館2階と企画展示室にある恐竜の展示を見ながら、化石の特徴や中国地方で見つかっている化石、恐竜と鳥類の関係、白亜紀時代の環境について、問題を解きながら学びました。恐竜時代は二酸化炭素濃度が高く、現在よりも海水面が200mも高かったとの推測があり、現在だと隊員みんなが住んでいる場所のほとんどが水没しまうことなど、現在との環境の違いについても、実感することができました。
11:50~12:40 昼食休けい
12:40~13:50 実習2 太陽観測衛星ひのでを作ってみよう
午後の活動の最初は、ペーパークラフトでみんなが生まれる前の2006年に種子島から打ち上げられ、現在も観測を行っている太陽観測衛星ひのでをペーパークラフトで作ることに挑戦しました。まず最初は、少し厚めの紙にプリントされたひのでのパーツをすべてハサミで切り出します。その次に組立の前段階として、折り目を付けていきます。切り出すことも大変ですが、小さなパーツにあるたくさんの折り目を1つ1つ付けるのはとても大変で、根を上げる隊員もいました。その後は各パーツを組立てながらボンドで接着していきます。この作業段階までくると、次第に形が出来上がってくるので隊員のみんなも元気に取組み、1時間ほどでほとんどの隊員が作り上げることができました。左右に伸びた太陽電池パネルに3つの望遠鏡を備えてひのでが完成です。
13:50~14:50 実習3 太陽の観察
午後の活動の2つ目は新館5階に移動しての太陽観察です。雲の多い天気でしたが、天体観察室で太陽が顔を出すのを待ちました。昨年も実施して観察できませんでしたが、今年は晴れ間もあり、太陽観察グラスで観察し、見た目の大きさが月と同じくらいに見えること、望遠鏡での観察で複数の小さな黒点も実際に観察し、太陽の表面温度や粒状の黒点1つで地球1個分の大きさがあることなどを学びました。
14:50~15:00 休憩
14:50~16:00 活動日誌をかこう
今回の活動内容をまとめ、活動日誌に記入しました。1日さまざまな活動を行い、恐竜や太陽のことなど、初めて知ったこと、学んだことがたくさんあったと思います。それぞれが感じたことをまとめて文章とスケッチでまとめました。
次回の活動では、大学の先生と一緒に野外での活動を予定しています。服装や準備物を確認の上、参加してください。次回も一緒に活動を頑張りましょう。
次回の活動は10月23日(日)です。三瓶山にある島根大学の演習林に出かけ、大学の先生の指導の下、樹木の種類を調べたりさまざまな部位を測定し特徴を学ぶ予定です。
第4回の活動日 10月23日(日)10:00~16:00
集合場所:三瓶自然館レクチャールーム