サヒメル科学探検隊

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活動報告

第4回活動「長時間飛ぶ紙ヒコーキの不思議」

概要

日  時 2016年9月4日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル
参 加 者 8名(2名欠席)
活動内容 今回は紙ヒコーキ協会から講師2名を迎え、長い時間飛ぶ紙ヒコーキの特徴と作り方を学び2種類の紙ヒコーキを作りました。またよく飛ぶ紙ヒコーキにするためには、作った後の紙ヒコーキの微妙な調整と飛ばし方が重要なことを教わりました。少しでも長く飛べるよう練習した後、各自で作った紙ヒコーキの飛行時間を計って、飛行記録に挑戦しました。最後に今日の探険隊の活動を活動日誌にまとめました。

活動内容
10:00~10:30 始まりの会OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 第4回の活動開始です。前回の課題を発表してもらいました。長く飛ぶ紙ヒコーキを飛ばすには、ヒコーキの形、空気抵抗の有無、高く飛ばす、まっすぐ飛ばす、力強く飛ばすなどの意見がありました。すべてが正解というわけではありませんでしたが、紙ヒコーキが飛ぶには、ヒコーキの形や飛ばし方などさまざまなことが関わっていることが、みんな認識できたようです。

 

 

10:30~11:00 紙ヒコーキを飛ばしてみようOLYMPUS DIGITAL CAMERA
 次は各自で紙ヒコーキを作って、どのくらいの時間飛ぶのかチャレンジしました。紙ヒコーキをあまり作ったことがないという人もいましたが、まずは自分たちで好きな紙ヒコーキを作って飛ばしました。回転してしまったり、すぐに落ちてしまったり、上手く飛ばず、何度も作り直して、飛行時間を計ってみました。みんな飛行時間を延ばそうと試行錯誤していましたが、長く飛行した人でも3秒ほどでした。

 

11:00~12:30 紙ヒコーキの仕組みを学ぼう
 ここで、広島県福山市にある紙ヒコーキ協会の講師である藤原先生、小林先生の登場です。紙ヒコーキ協会の国内外での活動の様子やさまざまな紙ヒコーキの種類について紹介いただいた後、長く飛ぶ紙ヒコーキの作り方を2種類教えてもらい、みんなで一緒に作りました。その際、翼になる部分は極力触らないこと、紙を折る際にそば1本分隙間を空けるなど、注意しなければならないポイントをいくつか教えてもらいました。
 作った後は紙ヒコーキのバランスを見るため、まずは真っ直ぐ飛ぶかどうか自分たちの紙ヒコーキの飛び方を確認しました。真っ直ぐ飛ばない場合は、羽の角度を調整しながら何度も飛ばしていました。調整は難しそうでしたが、わずかに調整するだけで飛び方が変わることが体験できました。

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12:30~13:10 昼食休けい
 ※昼食も講師の方と一緒にいただきました。

13:10~14:30 長時間飛ぶ紙ヒコーキをつくろう
 午前中に作った紙ヒコーキを使って、長時間の飛行に挑戦です。午前中に活動したレクチャールームでは部屋が狭いので、会場を移動して向かいのキャンプ場にある多目的ホールで活動しました。ここは広く天井も高いので、思いっきり飛ばすことができます。IMGP0632
 講師から、真上に飛ばす飛ばし方を教えてもらい飛ばす練習と、さらに紙ヒコーキの調整を行って、長い時間飛ぶヒコーキにするため、何度も飛ばしながら調整を続けました。その後、みんなの紙ヒコーキの飛行時間を測定し、飛行時間を記録しました。講師からは目標飛行時間7秒とされたので、少しでも記録を伸ばそうと、みんなは調整と測定に何度も挑戦しました。残念ながら時間内に7秒を超える記録は生まれませんでしたが、6秒台の記録を出す人も何人かいました。

14:30~15:00 片付け、休憩

15:00~16:00 活動のまとめ、次回の活動紹介
 午後の活動を活動日誌にまとめ、第4回の活動が終了しました。みんな何十回と紙ヒコーキを飛ばしたので、だいぶ汗だくになっている人もいました。講師の方も紙ヒコーキの活動は体力もいるんだよと話していましたが、まさにその通りでした。羽の調整で飛び方が変わることが体験できたためか、活動が終わった後も紙ヒコーキを飛ばしてよりよく飛ぶようがんばっている人たちもいました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 次回の第5回活動は10月30日(日)で、今年の最後の活動です。内容は、火山についての学習とこれまでの活動のまとめを行います。次回の活動に関する課題も出ていますので、次の活動日までに準備して10月の活動に備えましょう。

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第5回の活動日
10月30日(日)10:00~16:00
集合場所:三瓶自然館レクチャールーム

 

第3回活動「うずまきのひみつと夏の企画展見学」

概要

日  時 2016年8月8日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル
参 加 者 9名(1名欠席)
活動内容 午前中はサヒメル夏の企画展「ジュラシック・シー」の展示を見学し、ワークシートを使って、アンモナイトや首長竜について学びました。午後からは、宇津巻竜也氏を講師に迎え、うずまきをテーマに自然界にあるうずまき形をしたものについて学んだり、分光シートを使ったクラフトを製作し、蛍光灯や太陽光による光の色とその見え方の違いを体験しました。最後に今日の探険隊の活動を活動日誌にまとめました。

活動内容

10:00~10:20 始まりの会
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 第3回の活動開始です。フィールドセンターに集合し、まずは前回からの課題の発表です。今回の活動に関連する、うずまきの形をしたものと虹の色について調べてきてもらいました。うずまき形をしたものには、カタツムリやつむじ、台風や銀河、蚊取り線香やらせん階段など身近なものからスケールの大きなもの、そして人工物までさまざまなものがあると発表がありました。虹の色も4つ、7つ、国によって違うと意見がありました。実際に虹の色は決まってはいませんが、日本ではよく七色と言われ、赤色、オレンジ色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色の7つを指します。

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 10:20~12:15 サヒメル企画展ジュラシック・シーの見学
 次はサヒメルの夏の企画展示、「ジュラシック・シー」の見学です。ワークシートを解きながら、アンモナイトの部屋、首長竜の部屋の展示を見て、島根県でもアンモナイトの化石が出ること、子どもを産むは虫類がいたことなどを学びました。その後、アンモナイトの化石がたくさんあるのに足の数がわかっていないことの理由をみんなで考えたり、展示を見て疑問におもったことを発表したりしました。恐竜時代に生きていた、今は滅んでしまった海の生きものたちに、みんなが興味を持ったようでした。

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12:15~13:00 昼食休けい

13:00~14:30 講演会「うずまきのひみつ」 講師 宇津巻竜也氏
IMGP0133  午後からは一般の参加者と一緒に活動です。島根県出身の講師、宇津巻竜也氏(高エネルギー加速器研究機構)が、渦巻をテーマに解説とクラフトを行いました。自然界にあるうずまきはDNAのような小さくて、みんなの体の中にあるものから宇宙の銀河まで、大きさも種類も多様です。なぜうずまき形なのかは、わかっていないことも多いそうです。渦巻に関連して、アンモナイトの折り紙とDNA構造を真似たストラップを作る予定でしたが、折り紙が複雑で時間がかかり、ストラップ作りはできませんでした。作り方の資料があったので、ぜひ自宅に帰ってから作ってみましょう。なお、宇津巻という苗字は本名だそうです。

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14:30~15:30 分光シートで万華鏡づくり
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 続いて宇津巻先生と探険隊の隊員との活動です。今度は、光の色について教わりました。まず光にはさまざまな色(波長)があることを学びました。人の目にみえない紫外線や赤外線もその1つです。その後、光を色に分けて見ることのできる分光シートを使った工作を行いました。画鋲で穴を開けた紙と筒を作り、分光シートを貼った側から覗き込むときれいに分光された模様が見ることができ、隊員のみんなから歓声が上がりました。また、蛍光灯や屋外の光を通してみても、光の見え方に違いがあり、人工的な光と自然光の違いも体験することができました。

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15:30~16:00 まとめ、次回の活動紹介
IMGP0174 午後の活動を活動日誌にまとめ、第3回の活動が終了しました。
 次回の第4回活動は9月4日(日)で、紙ヒコーキの活動を行います。次回の活動に関する課題も出ていますので、次の活動日までに準備して9月の活動に備えましょう。

 第4回の活動日
9月4日(日)10:00~16:00
集合場所:三瓶自然館レクチャールーム
                            

第2回活動「土の中の生きものをしらべよう」

概要

日  時 2016年6月12日(日) 10:00~16:00
活動場所 三瓶自然館サヒメル、北の原
参 加 者 7名(3名欠席)
活動内容 午前中に三瓶山の林の中で土を採取し、まずは目で見つけられる大きさ生きものを探して観察しました。合わせてみんながペットボトルで作ったツルグレン装置をセットして、小さな生きものを採集する準備をしました。午後からは、ツルグレン装置で集めた目では見つけられないような小さな生きものを顕微鏡を使って観察をしました。その後、観察した生きものの種類を調べ、記録しました。最後に今日の探険隊の活動を活動日誌にまとめ、感想を発表しました。

 ■活動内容

10:00~11:00 始まりの会、森の土を観察しよう
 第2回の活動開始です。前回からの課題でみんなが作成してきた三等分に切ったペットボトルの1つにメッシュネットを被せ、土の中の小さな生きものを採集するトラップ、ツルグレン装置として使えるよう準備しました。このあと、北の原の林に出かけ、各自が生きもののたくさんいそうな土を選んで採取し持ち帰りました。この後の結果に影響するので、みんな一生懸命生きもののたくさんいそうな土を選んでいました。

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11:00~11:30 ツルグレン装置をセットしよう
OLYMPUS DIGITAL CAMERA みんなが事前に準備してきた、加工したペットボトルの口の部分にネットをかけて、採取してきた土を入れます。ネットを抜けて落ちてくる虫を入れる小さな容器に水を溜めて、上からライトで照らせば準備はOKです。これから3時間ほどこのまま置いて、土の中に隠れている虫たちを取り出して集めます。

 

 

 

11:30~12:00 土の中の生きものを探そう
 この後、館内に戻って自分たちが取ってきた土の中に生きものがいないか、目視で探して採集しました。大きなミミズなども見つかりましたが、多くは数ミリほどのアリやムカデなどのとても小さな生きものたちでした。目を凝らさないとなかなか見つけられませんでしたが、わずかに動く生きもの気配を探して採集しました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA無題

 

12:00~12:45 昼食休けい

12:45~13:20 生きものの名前をしらべよう
  午後からは採集した生きものを図表を使って、名前を調べました。小さい上によく似たものもあり、最初は戸惑っているようでしたが、慣れてくると見分けられるようになっていました。目で見つけられる生きものを調べた後は、顕微鏡の使い方を学びました。昨年も使っている隊員もいますが、初めて使う人もいたのでまずは顕微鏡を自分で使えるように、覗き方やピントの合わせ方などを練習しました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA土の中の生きもの

 

13:20~15:00 顕微鏡での観察とスケッチ
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 今度はツルグレン装置を使って集めた、かなり小さな生きものの観察です。ここで顕微鏡の出番です。肉眼では発見できないような1ミリ程度の小さな生きものを各自が顕微鏡を使って、見つけ出します。
 そうすると、肉眼では見つけられなかった小さな生きものがたくさん見つかりました。見つけた生き物の名前を調べ、スケッチをしました。

 

 

15:00~16:00 まとめ、次回の活動紹介
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 午後の活動を活動日誌に記入し、感想を発表して第2回の活動が終了しました。隊員からは、土の中の生きものの習性を利用したツルグレン装置の仕組みに驚いた、土の中にもたくさんの小さな生きものがいた、また別の場所の土でやってみたいなどの感想の発表がありました。
 次回の第3回活動は8月7日(日)です。次回の活動に関する宿題も出ていますので、次の活動日までに準備して8月の活動に備えましょう。

 

 

第3回の活動日 8月7日(日)10:00~16:00
         集合場所:新館4階入り口前

第1回活動「サヒメルオリエンテーリングと活動日誌をかこう!」

概要

日  時 2016年5月29日(日) 10:00~16:00

活動場所 島根県立三瓶自然館サヒメル

参 加 者 9名(1名欠席)

 サヒメル科学探険隊についてスタッフからの説明、隊員の自己紹介の後、午前中は館内でのワークシート、野外での自然観察を行いました。午後からはビジュアルドームを見学し、映画や星を投影する特殊な装置について説明を聞きました。その後、展示室の裏側(バックヤード)に入り、収蔵庫にある地学資料を見学し、博物館の活動を一端を学びました。さいごに今日の探険隊の活動を活動日誌にまとめ、感想を発表しました。

 ■活動内容

10:00~10:50 始まりの会

  第1回の活動開始です。最初に探険隊の開会式があり、三瓶自然館の龍副館長からご挨拶とみんなの隊員証を1人ずつ配布され、正式に今年度の隊員に任命されました。1年間サヒメル科学探険隊を担当する皆木隊長と松村副隊長の挨拶、探険隊の活動目的などをお話した後、隊員みんなが1人ずつ自己紹介し、サヒメル科学探険隊の活動が始まりました。

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 10:30~11:00 探険隊ワークシート

  まずは館内での活動です。2つの班に分かれて、館内の3ヶ所にあるキーワードをそれぞれ集めます。組み合わせると、次の集合場所がわかるようになっていますが、サヒメルの展示に詳しくないとすぐには解けません。少し難しいかなと思っていましたが、2つの班とも時間内にワークシートを解いて、集合場所の新館4階スズメバチの巣の前に集まることができました。

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11:00~12:00 野外での自然観察(北の原)

 サヒメルの外に出て、北の原での自然観察をしました。姫逃池で満開となったカキツバタの花の構造の観察やモグラの掘った跡の観察をしました。
 途中から雨が降ってきたので、雨のあたらないサヒメルの建物の脇で、ウスバカゲロウの幼虫であるアリジゴクの採集に挑戦しました。アリジゴクの巣はたくさんあるのですが、砂にもぐって色も砂にまぎれてしまうアリジゴクを見つけるのは容易ではありません。見事に擬態して身を隠すアリジゴクの生態を体験しました。しばらくみんな苦戦していましたが、コツをつかんだ隊員は何匹も捕まえることができました。

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12:00~12:45 昼食休けい

12:45~13:10 活動日誌をかこう
  午前中に活動した内容を活動日誌に記入しました。体験したことや学んだ内容を文章にまとめ、記録することも大切な探険隊の活動です。また活動した内容で印象に残ったことは感想とスケッチで記録しました。 これからも活動のたびに活動日誌に記録します。

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13:10~14:00 ビジュアルドーム見学と番組観覧

  ビジュアルドームに移動して、天文担当の太田研究員にドームを投影するライトや装置について、説明を受けました。最新のレーザー光源プロジェクターを使って映画を投影していること、プラネタリウムの投影に使われているさまざまな大きさや形のライトを見せて頂きました。その後、レーザーで投影されている春の新番組「オーロラ 夜空を彩る光のダンス」を鑑賞しました。

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 14:00~15:00 バックヤード見学

 ふだんは見られない展示室以外の博物館の裏側(バックヤード)に入りました。博物館には展示室以外にもいくつも部屋があり、特にいくつかある標本の収蔵庫が大きなスペースを占めていることを学びました。そして収蔵庫の1つ地学収蔵庫に入って、多くの化石や岩石、火山灰などのさまざまな資料を見学しました。大きな木や貝などの化石、たくさんの小瓶に入れられた各地の火山灰、地中深くまで掘って採集された土や岩石の資料など研究用に集められた資料を見ることができました。

15:00~16:00 まとめ、次回の活動紹介

午後の活動を活動日誌に記入し、感想を発表して第1回の活動が終了しました。隊員からは、ドームで見た特殊なライトやその種類の多さ、地学収蔵庫で見た多岐にわたる資料の多さ、アリジゴクの見つけにくさを知ったなどの感想が発表されました。

 次回の活動は6月12日(日)です。次回の活動に関する宿題も出ていますので、第2回の活動日までに準備して来月の活動に備えましょう。

 

第2回活動の案内

「土の中の生きものをさがそう」

日  時 6月12日(日)10:00~16:00

集合場所 島根県立三瓶自然館1階 レクチャールーム

オープン講座①「ドローンを使って地形をしらべよう」

概要

日  時:2016年3月5日(土) 10:00~12:00

活動場所:三瓶自然館サヒメル

参 加 者 :24名

 今回はサヒメル科学探険隊のオープン講座として、無人飛行機ドローンの特徴を学ぶイベントを開催しました。前半はドローンとはどんなものなのか、その定義や特徴を学び、実際に飛ばして飛行の様子や上空からのカメラの映像を見学しました。後半では、ドローンの活用例の1つとして、上空から地形を観察する手法を地形図や映像を使って学びました。

活動内容

10:00~10:50 ドローンってどんなもの?

まずは、ドローンとはなにかについてサヒメルの太田研究員が紹介しました。一口でドローンと言っても、いろんな形や大きさ、飛行機のような形状までさまざまです。その定義について学んだ後、ドローンの性能についてとドローンの特徴を生かして、さまざまな分野で活用されていることについて紹介がありました。1
 また飛行する際の注意事項として、人口密集地や夜間は落下した際の危険を考慮し飛行が禁止されていることを学びました。     
 その後、屋外に出て実際にドローンの飛行と上空から撮影された映像を実際に見学しました。当日は晴天でしたが風が強く、ドローンが風に振られる場面もありましたが、映像ではあまり揺れが見られず、振動を抑えて撮影できるドローンの性能の高さを実感することができました。最後にドローンで集合写真を撮りました。

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10:50~12:00 ドローンを使って地形を調べよう

今度はドローンの活用方法の1例として、上空から地形を観察する手法を学びました。ここからは、サヒメルで地学を専門にしている遠藤研究員の登場です。
 地形を観察するには、ドローンで撮影された画像のように上空から眺める「鳥の目」が必要です。ドローンで撮影した江の川周辺の動画や地形図を見ながら、鳥の目で見る地形の読み方や川と地形との関係を学びました。
 後半では、みんなの住んでいる地域の地形図と空中写真を配り、写真が地形図のどの場所なのかを各自で考えて、解答してもらいました。難しかったかもしれませんが、写真から地形の特徴を読み取り、地形図と見比べながら探す作業は楽しかったようです。また普段から見ている場所でも地形を意識して見ることで、住んでいる場所にも知らない特徴的な地形があることなど、発見もありました。
 ここで予定の12時になったので、「ドローンを使って地形をしらべよう」は終了しました。

                    →→→午後からのイベント「太陽を観察しよう!」はコチラ

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